癖を治す? 個人セッションで行っていること。
個人セッション~Removement therapy~で
行っていることは
姿勢を整えるということを行っています。
よく姿勢が悪いから姿勢を直したい。
姿勢が悪いから不調が起きるとされていますが
そもそも姿勢とは何なのでしょうか?
姿勢は重力に対してバランスを取っている体の姿であると
されています。
つまりバランス反応として姿勢を保持していることになります。
それを命令しているのは
脳となります。
脳は重力に対してどうバランスを取るかというパターンの指令をしています。
となると脳がしているのは
どの関節をどの位置にして、この関節はこうして。。と指令しているのかな
と思いますが
実際はこのような細かい指令はしておらず、
重力と体の関係からどのようなパターンを使ってバランスを取るか
ということを判断しています。
右に傾いたら転ばないように左に傾く。
前に傾いたら転ばないように後ろにお尻を引くなど。
今までの発達で学んだパターンを使ってバランスを取り姿勢を保っています。
そしてそれを毎回行っていると脳の指令が増えるので
一度体で覚えたら小脳というところに記憶をさせ
何かが起きたら⇒この反応
というように勝手に指令が出るようにしていきます。
これが意識して行っていたことが無意識になるということです。
そしてそれが『癖』の正体です!
癖というのは
動作の癖、姿勢の癖、思考の癖、行動の癖と様々な癖があります。
靴下を履くときはいつも右足から履くみたいなのも癖の一つですし
座っている時に足を組むのも癖の一つと
探すとたくさんの癖があります。
確か300以上の癖を一人のヒトは持っているとされています。
そもそも癖とは
現在の体の状態で一番負担が少ないように最適に行っているのが癖になります。
そう考えると癖を治そうとしても簡単に治らない理由わかってきますよね。
現在の体の状態で最適な動きをしていると脳が判断しているのを
外部から違うやり方が良いといわれても簡単に治せるはずがありません。
(思考が柔軟なヒトや素直なヒトはそれだけでも治る場合もあります。)
そのため癖を治すために重要なのは
その癖を選択しないといけない状態を作り出している体の原因をみつけ、
改善することが大切になります。
個人セッションではその考え方をもとに
癖からおきている不調の改善を図っています。
そのために重要なのは姿勢を整えるということになります。
姿勢は最初に述べたように
『重力に対してバランスを取っている体の姿』
バランスは意識して取る場合もありますが
日常では無意識でバランスを取る場合がほとんどです。
となると
姿勢を変えるということは
体が変わり ⇒ 脳が変わる ということにもなります。
脳が変わると動作も行動も思考も変わります。
それを行っているのがボディーワークです。
ボディーワークでは体をターゲットにして
感情や思考を変えるのが得意としています。
姿勢を整え動作の質を上げるために
理学療法士の経験とボディーワークの経験をあわせたのが
Bodywork縁が提供している個人セッションになります。