姿勢を整え、日常の質を変えるBodywork縁のブログ

青森市でピラティスやヨガ、運動療法、各種トレーニングを組み合わせたセッションとカラダの基礎を作るグループレッスンを行っているBodywork縁のブログです。

背中の痛み は意外なところから

 

2週間くらい前から

背中が痛いという

方の個人セッションをしました。

 

 

肩甲骨の内側で

座っていても呼吸が苦しい。

夜も痛い。

という症状でした。

 

 

私自身も10台の頃悩まされたことがあり

本当に死ぬんじゃないかというくらい痛いんですよね。

私の場合は運動したら治りました~♪

 

そんな感じで簡単に治る場合もあるのですが

 

さて掘り下げて診ていくと

 

・痛みがある胸椎はフラットぎみ

・坐っている時に腰を丸めている

・肩を内旋させると放散痛あり

・既往にヘルニアがある

・姿勢を良くしてもらうと頸がついてこない

 

といったことがありました。

 

そして姿勢を整えると痛みはなくなる。

 

となると

問題は姿勢にありそうです。

 

もしその部位に問題がある場合は姿勢を変えても痛みは変わらないですが

今回の場合姿勢を整えると痛みはなくなったので

姿勢に着目しました。

 

姿勢の中で何が使えていないかというと

多裂筋。

 

多裂筋は脊柱を下から順に伸ばしていく時に使う筋肉なのですが

萎縮していて脊柱起立筋を変わりに使っています。

 

なぜ多裂筋が使えていないかというと

コアコントロールが低下しているから。

 

それがなぜかというと

原因は股関節にありそうでした。

 

そのため股関節の調整をすると痛みは半分に減少。

 

さらに両側の多裂筋を促通していくと

痛みは消失。

 

さらに背骨を全体的に丸める練習を繰り返すと

姿勢も変わり、痛みもなくなり、肩も軽くなっていました。

 

このように背中の痛みがあると

背中に問題があるのかなと思うことが多いのですが

実際掘り下げていくと

全く違うところに問題があって

そこを補う中で痛みが起きているケースは多いものです。

 

となると背中を安易にマッサージしても原因にアプローチできていない場合は

また痛みが起きるということになります。

 

勉強になりました!

ありがとうございます。

 

 

個人セッションで行っていることは

姿勢・動作からなぜこの症状が起きているのかを紐解いていきます。

何より安全にそして効率的に躰が変わるセッションです。

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