新しい躰の使い方を試みるとは
人の躰には血管や神経などたくさんの河が流れているけれども、
あたらしい躰の使い方を試みるということは
自分の躰に新しい流れを
あたらしい道を作るようなものだ。
そんな新しい道に新鮮な風が通りだしたら
やっぱり今まで気づけなかったものにまで
気づけるようになると思う。
ここ数カ月かけてゆったりと読み続けている
高木 正勝さんのエッセイ集 『こといづ』
その中の一文です。
自分が躰の使い方で最近感じていることがまさにこれで
今まで使ってなかった動き、動き方を覚えていくのは
今まで通ってなかった道を通る時みたいなワクワク感があります。
そしてその道を通れるようにしていくと発見の連続があって
躰はこう繋がっていたんだな~とか
痛みの原因ってこんなところにあったのか~とか
躰を通して発見する度に
なんだか躰を愛おしく感じます。
躰が変わることで
流れが変わり
人生が変わる人もたくさんみてきました。
躰が変わると見えてくる景色も変わってきて
日常の満足度も変わってくる。
誰もがかかっている色眼鏡が外して
この世界をフィルターなく感じて過ごせたら
純粋の生きるということを楽しめる
そんな気がして
私自身も自分の躰で探求を続けています。
楽しく生きるための自分作りが
ボディーワークの醍醐味だと思います。