合う椅子について ~西洋文化と東洋文化の違いから~
この前のグループレッスンで話した
『椅子の話』
現代の生活をする上で
一日の中で一回は座ることがある椅子。
立ち仕事が疲れた時も
地べたに坐るというより
椅子に座ることが多いですよね。
その椅子はどこから来た文化かといえば
西洋。
東洋特に日本は地べたに坐る。
胡坐。正座。割り座。などは一般的です。
床に坐ることで
肚を活性化することが出来
地に根付いた生活が出来るからこそそういった文化が生まれました。
それに対して
西洋は椅子文化。
洋服を取ってもそうですが背筋がピンと伸びたり
良い悪いを判断する法律が生まれた文化で
頭を中心とした文化に感じます。
だからこそ物理学など様々な現代の生活に欠かせないものが生まれたところ
なのかもしれません。
となると
本来日本人の躰には椅子というよりは
床に坐った方が躰には合っています。
だけど椅子に座る生活ですもの
椅子が必要なわけです。
個人的に分類すると椅子には種類が3つある気がします。
上に上がる感覚 ⇒ 頭
下に下がる感覚 ⇒ 肚
上下の中間の感覚 ⇒ ハート
椅子に座ることでそれが刺激されるのですが
座った時に感覚が見分けることが出来ます。
躰に意識した状態で坐ると
座面にはね上げられる感覚の椅子と
沈む感覚の椅子と
ピタッと止まる感覚の椅子があるということに気づくかと思います。
もしかしたら何種類も椅子を座らないとわからないかもですが。
私自身は昔から合う椅子ってなかなか見つけられなくて
よく家具屋さんにいって椅子に座って遊んでいました。
そして最近自分の家を建てる関係で家具を探していて少しお高い
家具屋に行った時に
こんなに違いがあるのかと驚いたものです。
跳ね上げられる ⇒ 頭
沈む感覚 ⇒ 肚
ピタッと止まる感覚 ⇒ ハート
これらは個人によって合う椅子って変わるのですが
頭をよく使う人、眠れない人は 沈む感覚の椅子が良いかと思います。
すると頭と肚のバランスがとれてニュートラルな意識で仕事などが出来ます。
リラックスしすぎて頭が働かない人ははね上げられる椅子を。
常にニュートラルな人はピタッと止まる感覚の椅子を。
という風に分類も出来るかと思います。
個人的な感想では
ピタッと止まる感覚の椅子は値段が高い椅子に多い気がします。
長年使う椅子、自分にあった椅子を使いましょう♪