姿勢を整え、日常の質を変えるBodywork縁のブログ

青森市でピラティスやヨガ、運動療法、各種トレーニングを組み合わせたセッションとカラダの基礎を作るグループレッスンを行っているBodywork縁のブログです。

丁寧に過ごす先に待っているもの

 

ここ1ヶ月の気づきの一つに

『丁寧さ』

がある。

 

 

丁寧という言葉が

昔はなぜか嫌いだった。

昔というよりここ最近まで嫌いでした。

 

 

なぜ嫌いだったかというと思い返すと

小学校でやらされた書記係りがきっかけ。

 

 

小学校に入る前から書道を習っていた私は

小学生になって当たり前のように

丁寧に字を書いていたら

 

綺麗に字を書くからという理由で

無理やり書記係りにされ

休み時間みんなが外で遊んでいる中

書記係りの役割をしなくてはいけなかったり。

前に立って字を書かされたり。

 

そんな鬱憤がたまってたまって

 

丁寧に行う ⇒ やりたくない役割をまわされる

 

という思考回路が出来ていたんだと思う。

 

 

だから丁寧に行っているとなぜか周りが気になってきて

何か悪いことが起きるのではないか?

と不安になったりもした。

 

 

ここ数年はたまたま縁があり

様々なプロフェッショナルな方に出会えて

丁寧な作業に心を打たれて丁寧だから心が篭るんだな~と

深く感じるきっかけがあった。

 

 

プロフェッショナルはなぜプロフェッショナルなのかというと

自分の納得のいくように行う技術があるからなのだ。

 

そして自分のペースで納得いくように行うということが丁寧に行っているように

傍からみると見える。

だけど丁寧に気をつけて行っているというより

自分自身の軸があってそれにあうように行うことが心地よいんだと思う。

だから自ずと丁寧になる。

 

 

自分が一番ストレスが溜まるのが

自分のペースで行えなくて全てが中途半端になってしまっているときだと

最近気づいた。

やるからには自分が納得する形で何事も行いたい。

 

そのために時間の使い方も最近変えたら

ストレスフリーで生活しています。

 

 

『何事も丁寧に。』

昔から母に言われ続けてきた言葉が最近になって腑に落ちた。

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気の触れ合い 出会い感謝

 

久しぶりの更新。

あっという間に8月になっていてもう月末。

時間があるようでない日々を過ごしていました。

 

 

ここ1カ月は様々な思考の変化と様々な体験をしていて

『気持ちを込める』

というのが

テーマになっていた気がします。

 

 

それは先月行われた

大麻飾り代表講師である秋田真介さんと

共に行動したことの影響が大きく

 

真介さんは

自分と物

自分と人

自分と環境と

関わる全てに気持ちが入り

触れ合っていて

それから生まれる新たなアルケミーを近くで目の当たりにした

3日間でした。

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そこから今まで扱っていた

気というのを再考したり

言葉の意味、由来

物事のルーツ

と興味が様々なことに増え調べていたら

ブログを更新していませんでした。

 

 

日々学びがあり気づきがある日々を

少しずつシェアしていけたらと思います。

 

躰についてもアップデートしていて

現在は『立ち方』を再考しています。

 

本来の立ち方とは?

呼吸とは?

寝るとは?

座るとは?

 

今まで当たり前に行っていたことも

もう一度考えて

さらに快適な生活に向けて。

 

 

予定では来年1月くらいから

その答えをワークショップを通してお伝えしていきます。

『歩く』『立つ』『座る』『寝る』

をテーマにした知っておいて損がない、日常の躰の仕組みシリーズです。

Bodywork縁

癖を治す? 個人セッションで行っていること。

 

個人セッション~Removement therapy~で

行っていることは

姿勢を整えるということを行っています。

 

 

よく姿勢が悪いから姿勢を直したい。

姿勢が悪いから不調が起きるとされていますが

 

そもそも姿勢とは何なのでしょうか?

 

 

姿勢は重力に対してバランスを取っている体の姿であると

されています。

 

つまりバランス反応として姿勢を保持していることになります。

 

それを命令しているのは

脳となります。

 

脳は重力に対してどうバランスを取るかというパターンの指令をしています。

 

となると脳がしているのは

どの関節をどの位置にして、この関節はこうして。。と指令しているのかな

と思いますが

 

実際はこのような細かい指令はしておらず、

重力と体の関係からどのようなパターンを使ってバランスを取るか

ということを判断しています。

右に傾いたら転ばないように左に傾く。

前に傾いたら転ばないように後ろにお尻を引くなど。

今までの発達で学んだパターンを使ってバランスを取り姿勢を保っています。 

 

そしてそれを毎回行っていると脳の指令が増えるので

一度体で覚えたら小脳というところに記憶をさせ

何かが起きたら⇒この反応

というように勝手に指令が出るようにしていきます。

これが意識して行っていたことが無意識になるということです。

 

そしてそれが『癖』の正体です!

 

癖というのは

動作の癖、姿勢の癖、思考の癖、行動の癖と様々な癖があります。

靴下を履くときはいつも右足から履くみたいなのも癖の一つですし

座っている時に足を組むのも癖の一つと

探すとたくさんの癖があります。

確か300以上の癖を一人のヒトは持っているとされています。

 

 

そもそも癖とは

現在の体の状態で一番負担が少ないように最適に行っているのが癖になります。

 

そう考えると癖を治そうとしても簡単に治らない理由わかってきますよね。

現在の体の状態で最適な動きをしていると脳が判断しているのを

外部から違うやり方が良いといわれても簡単に治せるはずがありません。

 (思考が柔軟なヒトや素直なヒトはそれだけでも治る場合もあります。)

 

 

そのため癖を治すために重要なのは

その癖を選択しないといけない状態を作り出している体の原因をみつけ、

改善することが大切になります。

 

 

個人セッションではその考え方をもとに

癖からおきている不調の改善を図っています。

 

そのために重要なのは姿勢を整えるということになります。

姿勢は最初に述べたように

『重力に対してバランスを取っている体の姿』

 

バランスは意識して取る場合もありますが

日常では無意識でバランスを取る場合がほとんどです。

 

となると

姿勢を変えるということは

体が変わり ⇒ 脳が変わる ということにもなります。

 

脳が変わると動作も行動も思考も変わります。

それを行っているのがボディーワークです。

 

ボディーワークでは体をターゲットにして

感情や思考を変えるのが得意としています。

 

姿勢を整え動作の質を上げるために

理学療法士の経験とボディーワークの経験をあわせたのが

Bodywork縁が提供している個人セッションになります。

 

 

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歩くときの親指の痛み

 

最近報告続きですが

ご了承ください。

 

個人セッションで

『歩くときに親指が痛い』

という要望を受けました。

 

親指の痛みとなると

考えるのは親指がどうなっているかなのですが

そもそも親指以前の話だったりもします。

 

歩いてもらうと

軸足に体重を上手く乗せれていない。

 

基本的に歩くときはオートマティックに

システムが働いていきます。

どの筋肉がどういう風に動いて、どの関節をどの方向に動かしてなど

ということは基本しません。

歩く段階(床に力を伝える向き)に合わせて自動的に筋肉が働いていきます。

 

となると歩くのを修正するのに

親指がどうのこうのというより

全体の動きの中で何でエラーが起きているかが重要です。

 

しかし

痛みがあるとなると

そこに問題があると思うのが人の世の常です。

私自身も痛みが起きると痛いところを緩めたりしますが

そうするともっと痛くなるんですよね笑

 

人の体は

全体でバランスを取っているので

硬いから緩めればよいという話でもありません。

全体の繋がりからキーとなる部位を探す必要があります。

鍵さえみつかればあとはどうやってでも改善していきます。

 

 

今回は探していくと

小臀筋のエラーにいきついたので

 

そこを緩めてあげると

痛みもなくなり

足も軽くなったようでした。

 

 

良かった~♪

不調を感じない躰作りしていきましょう。

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背中の痛み は意外なところから

 

2週間くらい前から

背中が痛いという

方の個人セッションをしました。

 

 

肩甲骨の内側で

座っていても呼吸が苦しい。

夜も痛い。

という症状でした。

 

 

私自身も10台の頃悩まされたことがあり

本当に死ぬんじゃないかというくらい痛いんですよね。

私の場合は運動したら治りました~♪

 

そんな感じで簡単に治る場合もあるのですが

 

さて掘り下げて診ていくと

 

・痛みがある胸椎はフラットぎみ

・坐っている時に腰を丸めている

・肩を内旋させると放散痛あり

・既往にヘルニアがある

・姿勢を良くしてもらうと頸がついてこない

 

といったことがありました。

 

そして姿勢を整えると痛みはなくなる。

 

となると

問題は姿勢にありそうです。

 

もしその部位に問題がある場合は姿勢を変えても痛みは変わらないですが

今回の場合姿勢を整えると痛みはなくなったので

姿勢に着目しました。

 

姿勢の中で何が使えていないかというと

多裂筋。

 

多裂筋は脊柱を下から順に伸ばしていく時に使う筋肉なのですが

萎縮していて脊柱起立筋を変わりに使っています。

 

なぜ多裂筋が使えていないかというと

コアコントロールが低下しているから。

 

それがなぜかというと

原因は股関節にありそうでした。

 

そのため股関節の調整をすると痛みは半分に減少。

 

さらに両側の多裂筋を促通していくと

痛みは消失。

 

さらに背骨を全体的に丸める練習を繰り返すと

姿勢も変わり、痛みもなくなり、肩も軽くなっていました。

 

このように背中の痛みがあると

背中に問題があるのかなと思うことが多いのですが

実際掘り下げていくと

全く違うところに問題があって

そこを補う中で痛みが起きているケースは多いものです。

 

となると背中を安易にマッサージしても原因にアプローチできていない場合は

また痛みが起きるということになります。

 

勉強になりました!

ありがとうございます。

 

 

個人セッションで行っていることは

姿勢・動作からなぜこの症状が起きているのかを紐解いていきます。

何より安全にそして効率的に躰が変わるセッションです。

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寝起きの腰痛の原因とは?

 

寝起きの腰痛。

 

寝起きの腰痛でよくあるケースとしては

起きて動いてくると少しずつ痛みが減って

夕方に一番調子がよく

また寝ると朝に腰が痛くなるという方。

 

この前の個人セッションでもそういった症状があるお客様がいらっしゃいました。

 

原因として考えられるのが

寝具が合っていない

もしくは

骨盤周囲の筋肉または靭帯等が固まっている

 

のどちらかが多く場合の原因になります。

 

寝具が合っていない場合は

躰が沈みこむマットを使っていて寝返りが上手くうてないことが原因になります。

マットに寝てみて寝返りをしてみて

左右スムーズに行えるかチェックしてみてください。

 

寝返りが出来ず沈み込んでしまう場合は

寝返りしないで寝ている場合が多く

圧を逃逃がす手段として骨盤を固める場合があります。

 

そうなると朝起きて動こうとした時や起きた時に

すぐ骨盤の緊張を解すことが出来ないため腰痛が起きます。

 

そして日中活動していると様々な動きの中で骨盤周囲が解れていき

腰痛が改善に向かうというものです。

 

ですが寝具があっていないという原因の場合は

眠りが浅い

または

疲れが取れない日々が続く

という自覚症状が寝起きの腰痛より先に生じるはずです!

違和感がたまってたまって腰痛になります。 

 

 

もう一つの原因の

骨盤周囲の筋肉や靭帯が固まってしまうということは

日中長く座っている方に多くみられます。

 

なぜ固まるかというと上手く座れていないことが多いです。

骨盤を後ろに傾けて猫背で座っている時間が長いとなると

骨盤が固まってきます。

 

骨盤を後ろに傾けると筋肉の活動が落ち

さらに靭帯が緩むポジションになります。 

 

靭帯が緩むということはそれを補うために筋肉が頑張り

それが張るという現象になります。

 

そのため、長時間座った後に運動などをしないまま

帰宅してご飯食べて寝てしまうと

解れるタイミングがなく固まっているので朝起きると痛いといったケースが多いです。

 

この場合は平日が痛く、土日で仕事がないと痛みが減るケースが多いようです。

 

常に痛くなるという習慣が出来てしまうと改善するまでに時間がかかるので

早めに専門の方にみてもらうのが得策かと思います。

躰のケアを定期的にしている人は改善はもちろん早いです。

 

早期の場合は

靭帯や筋膜、筋肉などを調整していくと簡単に解決できます。

 

今回行った1回のセッションでも次の日の朝は全く痛くなかった!

と報告を受けています。

 

そのため予防策としては良い座り方を覚えるということになります♪

 

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ちょうど今月はグループレッスンで坐るをテーマにして行っています。

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結局すべてがあって自分なんだ。

 

”目先の目標を経てるのではなく今の一瞬を全力で楽しむことをしなさい”

 

 

昨日お参りしながら頭に浮かんだ一言。

 

 

最近の自分を振り返ってみると

意識が散漫していたみたい。

 

一つのことに意識を向けることが少なく

二つ以上のことをしながら行っていて

はたして自分に向き合えているのか。

 

過去でも

未来でも

そこを生きることは出来ない。

 

生きることが出来るのは今のみ。

なのに意識は未来へ進んでしまっていた。

 

未来のビジョンを考えるのは楽しい。

だけど未来だけみていると今に足をひっぱられる。

 

一昨日体調を崩したのもそれが原因。

 

 

それを活かして

今日は今のみを意識してみた。

 

するとみえてきたのは

目の使い方。

 

偏っていて

目がとても窮屈に感じる。

 

目が『苦しい~』

と言っている。

 

力を抜く事が上手く出来ない自分自身の眼だ。

 

去年たくさん教えて頂いた

目のワークをじっくりと行うと

同じ景色でも見え方が変わる。

 

そう気づいたことは

最近躰が心地よいことをしていなかったということ。

 

私自身の特性の一つに

心地よいことをしている時ほど何事も上手くいくということがある。

 

そういえば自分にご褒美あげていなかったな。

 

そんなことを考えていたら

いつも飲まないカフェラテが飲みたくなって

買ってみた。

 

思ったより美味しくない(笑)

それも経験。

 

そうやって自分自身と向き合うことからみえてくるものが沢山ある。

 

影響されやすい自分。

興味が移り変わる自分。

未来を考えるくせがある自分。

思ったことを言ってしまう自分。

御世辞を言わない自分。

真似されるのが嫌な自分。

 

たくさんの一面をもった自分がいて

どれかが自分ということではなく

すべてがあって今の自分。

 

手放したい自分もいるけど(笑)

まずはすべてを受け入れて好きになることから始めてみよう。

 

そう思った夕焼け空。

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